7月10(木)13:40〜16:10、塩尻市の長野県総合教育センター開催の「外国籍児童生徒とつながる学級づくり」に参加しました。これは昨年12月に同センターから、児童生徒の共感理解を促しインクルーシブな学級づくり、実際に外国籍児童生徒に携わる教員向けの新規講座について相談を頂きました。
講座内容等については、これまでの途上国支援等を通じて培ったノウハウの国内展開=異文化理解や多文化共生教育に取組むJICA東京のお力添えと、アンピ学習コーディネーターがこれまで関わった事例から学ぶ対話型学習を企画、初コラボとして取り組んだものです。
国•県等で外国人政策、多文化共生や教育支援等の充実に向けて関心が高まる最中、今回の研修が一助となり更なる支援充実と、共生教育への展開に繋がることを願ってやみません。
7月13日(日)13:00〜16:00迄、上田市中央公民館で令和7年度教育・進学ガイダンスが開催されました。
上田会場の大きな特徴ですが、上田市多文化共生推進協会(AMU)、上田市教育委員会をはじめ多くの関係者のご協力により、前半の「教育ガイダンス」として、外国籍児童生徒のお話大会と、小中学校の仕組みや学校生活などについて、AMUと上田市教育委員会から説明がありました。
そして後半の進学ガイダンスでは、県教育委員会の指導主事から日本の教育制度、高校入試選抜、来年から始まるインターネット出願の概要などについての説明と、上田市第一中学校の日本語教室を担当の先生から、卒業後の進路やこれまで指導してきた生徒の様子等に基づくアドバイスを受けました。
説明は多彩な国籍に配慮し、ポルトガル語、中国語、インドネシア語、スペイン語の4言語の母語通訳者が入って支援を行い、総勢54名のお子さんと保護者の皆さんが熱心に説明を聞いていました。
子どもお話大会では、様々な背景で日本の学校に通う子供たちが、日々感じていることや体験、将来の夢などを発表しました。
日本語の勉強と教科学習の狭間で悩み苦しみながら、日々頑張っている逞しい姿が伺えました。
7月5日(土)9:30〜12:00、松本市なんなん広場(松南地区公民館)で進学ガイダンスを開催しました。
松本市教育委員会、子ども日本語教育センターをはじめ関係者のお力添えにより、松本、塩尻、岡谷、諏訪、茅野、上松、筑北、大町から13組の家族が集まり、来年入試を控える3年生はもちろん下は小学5年生まで、日本の教育制度、高校入試選抜、来年から始まるインターネット出願の概要などについて県教育委員会の指導主事から説明を受けました。
多彩な国籍に配慮し、タガログ語、ポルトガル語、ネパール語、中国語、英語の5言語の母語通訳者が入って説明の支援を行いました。
また、以前に支援を受けて今は大学4年生となった先輩の体験談に、集まった家族の皆さんが耳を傾けていました。
外国籍児童・生徒等就学等支援団体等援助事業助成金規程による夏休み(長期休み)居場所づくりについて、以下のとおり募集します。
1.趣旨
国籍に関わらず外国籍及び外国由来の児童・生徒等が小中学校への就学、高等学校への進学、その他就学・進学に関連する効果的な取組を行うボランティア(グループまたは個人)、NPO団体等(以下「団体等」という。)に対し、助成金を交付し支援します。
2.事業概要
夏休み(長期休み)の宿題や自由研究、軽スポーツ等の交流を通じた異文化理解や交流促進に資すると認められる事業とします。
2.助成経費
実施団体等が事業を行うに要した経費
3.交付額
実際に要した経費のうち5万円を上限とします。
4.その他
申請期限は設けませんが、令和7年度1団体1事業とします。
以下の規程をご覧のうえ申請書類により事業申請書を当協会事務局まで送付ください。
外国籍児童・生徒等就学等支援団体等援助事業助成金交付規程
20250701 長期休み支援事業申請関係様式
5.参考 令和6年度の取組み例
http://www.anpie.or.jp/news/?p=4241
6月29日(日)松本市Mウイングで開催の松本国際ふるさと祭り第15回こいこい松本に参加しました。
「世界の文化が大集合」と題し、特色あふれる19のブース、民族衣装のファッションショーと歌や踊りのステージ発表など、大勢の皆さんが対話と交流を楽しみました。アンピブースでは、恒例の缶バッチ作りと風船で協会事業の宣伝を行いました。