(1)
令和7年度事業報告、収支決算について
【事業報告】
①多文化共生・国際交流・国際理解の推進について
国、県、市町村、交流団体などが開催する会議、行事などに共催・後援・参加し、多文化共生の理解
促進、連携に努めました。
また、令和7年度は、一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR/クレア)の関東ブロック(9都県13
団体)の幹事県として、幹事会、課題研究会に参画のほか、災害時対応訓練を行いました。
②通訳翻訳有償ボランティアによる支援
令和7年度末97名のご登録により、外国人県民への情報提供やコミュニケーション支援などに努め
ました。
・通訳→ 8言語30件(タイ、中国、ポルトガル、タガログ、英語、スペイン、ベトナム、インドネシア)
・翻訳→10言語72件(タイ、中国、ポルトガル、タガログ、英語、韓国、スペイン、ベトナム、
インドネシア、ネパール)
・ヤングケアラー支援の通訳派遣事業→3言語23件(中国、タガログ、ポルトガル)
③長野県多文化共生相談センター事業
6名の母語相談員で、来訪・電話・SNSなどにより1,443件の相談対応を行いました。
言語では、ポルトガル380件、タイ241件、中国220件、タガログ216件が全体の73%を占め県内に在住
する身分系外国人からの相談が多い状況が伺えます。
【収支決算】
令和7年度長野県監査委員監査による消費税未申告の指摘と、2件の指導事項(①使途の定めがある
外国籍児童就学支援事業については指定正味財産への計上、②満期保有目的有価証券の取得価格と
債券価格の処理方法の是正)、 そして過年度消費税の納税財源を確保するため、基本財産9,000千円
を処分したことにより、帳簿価格を額面から時価評価への改めを行いました。
※詳細については、ホームページに掲載の理事会資料をご覧ください。
(2)2025(令和7)年度サンタ・プロジェクト 募金・寄付金について
(School Attendance Support Project for Non-Japanese Children To Offer Aid)
◎募金・寄付金収入1,589,269円
外国籍児童就学支援事業=通称サンタ・プロジェクトの趣旨にご賛同の皆さん(個人、関係団体、
長野県(現地機関等含む)、市町村など)から、多くのご支援をいただき誠にありがとうございました。
また、長年に渡る長野県信用金庫協会様(長野信金、松本信金、上田信金、諏訪信金、飯田信金、
ルプス中央信金)から50万円、日本労働組合総連合会長野県連合会様から30万円に加えて、
埼玉県新座市の日建興業株式会社様から20万円の寄付をいただきました。
(3)2025(令和7)年度サンタ・プロジェクト 事業について
①外国籍児童就学支援活動への助成を行いました。
・夏休み等の居場所づくり事業
県下4地区(北信、東信、中信、南信)で、外国ルーツの子どもの夏休みの宿題や交流の場作り
などを行いました。
・外国籍生徒等進学ガイダンス事業
日本語を母国語としない児童生徒及びその保護者などを対象に、進学や進路についての必要な
情報提供を行う進学ガイダンス行う3団体に助成を行いました。(開催は4会場)
②外国籍児童生徒等日本語学習コーディネート事業
外国籍(外国由来)の児童生徒等の日本語学習支援に延べ647件の活動を行いました。
訪問学校数は62、支援者は130名でアジア58%、南米34%となっています。
またアジアの内訳は、中国、フィリピン、ベトナム、パキスタン、ネパール、インドネシア、
スリランカ、台湾、韓国、モンゴル、日本と11ヵ国となっています。
20260522 ANPINEWS2026春号
2月13日(金)13:30~16:00、長野県経営者協会第一会議室で「令和7年度多文化共生推進連絡会議」が開催されました。
(主催:長野県、共催:(公財)長野県国際化協会)
関係機関(東京入管、長野労働局、外国人技能実習機構、長野県外国人材受入企業サポートセンター、日本労働組合総連合会長野県連合会、長野県社会福祉協議会等)及び市町村担当者総勢45名余が参加。
第一部では、長野県における多文化共生の取組概要を説明の後、「行政職員等のための外国人対応力向上について」と題してNPO法人国際活動市民中心(CINGA)の新居みどり氏から講義をいただきました。
第二部では、長野県多文化共生相談センターの相談状況と出席の各機関から外国人県民受入の概要等の報告をいただき、情報・課題共有を行いました。
公益財団法人長野県国際化協会は、令和7年度に実施された長野県監査委員による財政援助団体等監査において、消費税の無申告に関する指摘及び財務諸表の会計処理に関する指導を受けました。
1.指摘事項(消費税の無申告)への対応
県から受託して実施している長野県多文化共生相談センター運営事業を非課税取引と誤認していた
ことにより、令和3年度以降の消費税申告が行われておりませんでした。
本件については、税務署への確認及び税理士の指導の下、令和3年度から令和6年度までの消費税
等を算定し、を完了しております。
今後は関係法令を遵守し、協会事業における課税取引及び課税売上高の把握を適切に行い、消費税
の申告納付を確実に実施してまいります。
2.指導事項(会計処理の誤り)への対応
(1) 正味財産区分の是正
使途が定められている「外国籍児童就学支援事業」の資金について、「指定正味財産」として処理すべき
ところ、「一般正味財産」に計上処理していた誤りがありました。
(2) 債券利息の処理
満期保有目的の債券について、取得価額と債券金額との差額を本来は毎期の「受取利息」として処理す
べきところ、「基本財産評価損益等」として処理していた誤りがありました。
2点の指導事項については、いずれも会計基準に則り適正処理に改めます。
3.今後の再発防止策
コンプライアンス遵守および内部管理体制の強化を図るため、令和8年2月に公認会計士と顧問契約
を締結いたしました。
今後は専門的な知見を活用した適正な決算経理に努めると共に、内部管理体制の強化と再発防止に
取り組んでまいります。
令和8年2月12日
公益財団法人長野県国際化協会
理事長 久保田 敏之
(1) 2025(令和7)年度サンタ・プロジェクト寄付金・募金活動について
◎2025年10月15日(水)連合長野「ふれ愛資金」根橋美津人会長から、今年も当協会の外国籍児童就学
支援事業(通称=サンタ・プロジェクト)に対して30万円のご寄付をいただきました。
連合長野「ふれ愛資金」は、人道主義の立場から「自由、平等、公正」で平和な世界の実現」に向けた
社会貢献活動として取り組むもので、サンタ・プロジェクトの前身となる「外国籍児童就学援助委員会」
当初からご支援をいただいております。
◎2026年1月16日(金)長野県信用金庫協会(長野信金、松本信金、上田信金、諏訪信金、飯田信金、
アルプス中央信金)の市川公一会長から50万円のご寄附をいただきました。
協会からのご寄附は24年連続で、変わらぬ長年のご支援に対しまして各信用金庫の役職員の皆様や
協会の皆様に改めて厚くお礼を申し上げます。
◎寄付金に加え、多くの皆さまからの募金、賛助会費、そして長野県からの負担金などのご支援により
取組むサンタ・プロジェクト、今年度は①日本語学習支援コーディネート事業、②日本語教室設置・
運営事業、③進学ガイダンス事業、④今年から始まるインターネット出願の多言語パンフレット化に
取組みました。
皆様からのご支援ご協力に改めて感謝申し上げますと共に、これからも変わらぬご支援をよろしく
お願いいたします。

(2) 令和7年度関東地域国際化連絡協議会災害時対応訓練の実施について
◎2025年11月11日(火)、自治体国際化協会 関東地域国際化協会相互の広域連携を目的に、災害多言語
支援センターの設置運営訓練を実施しました。
◎今年度は当協会が幹事県として主催。大型台風の発生を想定した各協会内の被災状況、多言語支援
センターの設置、オンラインによる情報の多言語翻訳訓練を行いました。
当協会からは6言語(やさしいにほんご、中国語、ポルトガル語、タイ語、ベトナム語、タガログ語)
が参加、関東地域国際化協会全体では、全13団体で12言語(やさしいにほんご、英語、中国語、
韓国語、ポルトガル語、タイ語、ベトナム語、スペイン語、インドネシア語、タガログ語、ネパール
語、ロシア語)総数55件の翻訳を行い、各々が情報の取捨選択や翻訳の言い表し方を学びました。
・(公財)茨城県国際交流協会 ・(公財)栃木県国際交流協会 ・(公財)群馬県観光物産国際協会
・(公財)埼玉県国際交流協会 ・(公財)ちば国際コンベンションビューロー・(公財)東京都つながり
創生財団 ・(公財)かながわ国際交流財団 ・(公財)山梨県国際交流協会 ・(公社)さいたま観光
国際協会国際交流センター ・(公財)千葉市国際交流協会 ・(公財)横浜市国際交流協会
・(公財)川崎市国際交流協会 ・(公財)長野県国際化協会(令和7年度幹事県)
(3) 長野県EU協会通常総会、記念講演会に出席
◎12月11日(木)16:00から長野ホテル犀北館にて開催の長野県EU協会通常総会並びに記念講演会に
出席しました。
◎通常総会では、①2024年度事業報告及び収支決算書、②2025年度事業活動計画及び収支予算書、
③役員改選(会長:松下正樹㈱八十二銀行取締役頭取、監事:鈴木隆之ジェトロ長野貿易情報
センター所長)の3件について審議・承認されました。
◎また記念講演会では、信州大学学術研究院・教育系教授 伏木久治氏を講師に「フィンランドの人々
の生き方と教育」と題し、1年のサバティカルでフィンランド国立教育研究所研究員としての在外
研究から、フィンランドの教育に着目して日本の教育課題を考える趣旨でご講演をいただきました。

(4) 各地の催事に参加しました
10/25 上田多文化交流フェスタ

11/2 ワールドフェスタin長野

12/1八ヶ岳ワールドもちつき祭

1/25多文化共生フェスティバル千曲万博

ANPINEWS2026冬号
1月25 日(日)11:00〜15:00、千曲市戸倉創造館で開催の「千曲万博2026」に参加しました。
21の参加団体の出展・ブース、国際色豊かな各国の案内、やさしい防災コーナー、こどもひろば、なごみ会のお抹茶体験、多言語会話体験教室、JICA講演会など盛り沢山の企画・内容と、多彩なステージ発表で、ご来場の皆さんをはじめ参加者各々が、出会い、語らい、交流のひと時を楽しみました。