カテゴリー別記事一覧: ANPI NEWS
2024年2月5日 午前10時から令和5年度第2回外国籍児童就学支援事業企画・審査委員会=通称サンタ・プロジェクト(委員長:徳井厚子信州大学教育学部教授)が開催され、以下2件の事業が採択されました。
1件目
・申請団体:多文化Life
・代 表 者:入倉眞佐子さん
・事業内容:上伊那郡の北部3町村(南箕輪村、箕輪町、辰野町)の外国籍及び外国由来の児童生徒を対象とした日本語教室の開設
2件目
・申請団体:にほんごプラス
・代 表 者:岡宮美樹さん
・事業内容:多読(たどく)により、外国籍及び外国由来の児童生徒をはじめ日本人との共生社会を目指し、多様な表現方法を通じて文化的理解を深める機会の提供を目的とした多読教室の開設
※多読(たどく)とは教えない自立学習で、①やさしいレベルから読む、②辞書を引かない、③わからないところはとばして読む、
④進まなくなったら他の本を読むの4つをルールに、楽しく読むことを通じて日本語学習を行うことを目指します。
多読の概要はこちらをご覧ください https://tadoku.org/l-about
外国籍児童就学支援事業は、毎年多くの企業、団体、個人の皆さんからお寄せいただく募金を原資として、以下の事業を行っています。
なお、審査委員をお務めの小日向委員が所属の日本労働組合連合会長野県連合会からは、構成組織や地域協議会で行う「ふれ愛資金」カンパにより、実に2003年から継続して募金をいただいております。
支援団体及び支援活動 http://www.anpie.or.jp/santa_project/meeting.html
企画審査委員会 http://www.anpie.or.jp/santa_project/exameeting.html
本事業趣旨にご賛同ご支援をいただいております多くの皆さんに、この場をお借りして改めて御礼申し上げますと共に、外国籍、外国由来の児童生徒をはじめ学びの多様性などにより多彩な支援が求められる中で、今後更なる本事業の周知活用についてお力添えをいただきますようよろしくお願いいたします。
地震(じしん)や台風(たいふう)などの災害(さいがい)がおきた時に、日本人と外国人が助(たす)け合(あ)えるよう、「やさしい日本語」で防災力向上講座(ぼうさいりょくこうじょうこうざ)をしました。
第4回の講座(こうざ)(「防災(ぼうさい)チラシワークショップ」)で、参加(さんか)した日本人と外国人の皆さんがチラシのデザインを考(かんが)えました。
ぜひチラシを見て、防災(ぼうさい)について知ってください。
https://www.pref.nagano.lg.jp/kokusai/boshu_bousairyokukoujyoukouza.html
本日1月26日、長野県信用金庫協会(長野信金、松本信金、上田信金、諏訪信金、飯田信金、アルプス中央信金)の市川公一会長から50万円のご寄附をいただきました。
協会からのご寄附は21年連続で、変わらぬ長年のご支援に対しまして各信用金庫の役職員の皆様や協会の皆様に改めて厚くお礼を申し上げます。
(公財)長野県国際化協会では、お寄せいただきましたご寄附をはじめ多くの皆さまからの募金、賛助会費、長野県からの負担金などのご支援により、2002年から外国籍児童就学支援事業(通称サンタ・プロジェクト)の活動を行っています。
今年度の取組み概要ですが、①5名体制(1名増)のコーディネーターによる日本語学習支援コーディネート事業、②日本語教室設置・運営事業(新たに3教室が開設)、③進学ガイダンス事業などに活用させていただいております。
皆様からのご支援ご協力に改めて感謝申し上げますと共に、これからも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
一般財団法人 自治体国際化協会からの連絡について共有いたします。
以下、よろしくお願いいたします。
石川県国際交流協会への協力支援について
今回の地震により甚大な人的・物的被害が発生しておりますが、特に被害の大きい能登地域では、状況把握に追われております。
石川県国際交流協会からは、全国の国際交流協会の皆様からの協力・支援の申し出には大変感謝しているが、目の前の対応に追われており、ご協力の申し出にお応えできない状況とお聞きしております。
なお、東海北陸ブロックでは、幹事協会(福井県国際交流協会)主導で石川県からの要請内容を確認中ですので、石川県国際交流協会には直接お問い合わせしないようご配慮をお願いいたします。
東海北陸ブロック内で支援が十分にできない場合は、クレアから他地域ブロックの幹事協会を通じて広域支援の要請をさせていただきます。
また、過去の災害時の対応や事例等について、石川県国際交流協会や東海北陸ブロック各県協会からお尋ねする場合がありますので、その際はぜひご協力よろしくお願いいたします。
一般ボランティアの問い合わせに関する対応について
ホーム – 令和6年(2024年)能登半島地震・石川県災害ボランティア情報特設サイト (jimdofree.com)
一般ボランティアに関するお問い合わせがあった場合は、石川県県民ボランティアセンターHP等で受け入れ状況をご確認いただくようお伝えください。
被災地ボランティアについては、多くの地域で受け入れ態勢が整っておりませんので、ボランティアが駆け付けるとかえってご迷惑になることがあります。道路が寸断され渋滞が発生しており、水道・電気インフラが復旧していない地域も多く、電力やトイレが足りておりません。
今後、復興に向けてボランティアの協力支援が不可欠ですので、石川県の受入れ準備が整いましたら、ぜひともご協力をお願いいたします。
現在、石川県では災害多言語支援センタ―が設置されております。
石川県国際交流協会 能登半島地震 情報・相談 (ifie.or.jp)
いしかわ外国人生活相談センター (support.ishikawa.jp)
電話通訳サービス:https://www.ifie.or.jp/article.php/20240102161414369_ja
2021年1月12日から3年間、長野デスクとしてお務めいただきました木島史暁さんが任期満了で本日1月11日に離任となりました。
木島さんは2018年10月から2020年3月までJICA青年海外協力隊員として東アフリカのウガンダへ派遣後、そのご経験をJICA長野デスクとして県内外の小中高で児童生徒の皆さんをはじめ各種団体等からご要請を頂き、ご自分で見聞きしたウガンダの状況や体験談などを通じて、国際協力とSDGs、異文化理解の促進にご尽力されました。
更には、信州大学(農学部)×農業、佐久大学×医療・介護、長野県立大学×SDGsといった大学連携にも多大なお力添えをいただきました。
またウガンダ派遣中の実体験として、現地で「発熱が4日続くと死ぬ」と聞かされていたマラリヤに感染、発熱3日目の夜は「明日死ぬんだ!まだやりたいことがあるのに!」と人生を悔いた思いが、その後の「満足できる人生を送ろう」というモチベーションになっているとも伺いました。
本日、これまでの御労苦を労い(公財)長野県国際化協会のマキナリー理事長から御贐を、春原副理事長から花束を贈呈いたしました。
後任となるムーア美紀さんは長野県のご出身で、やはりJICA青年海外協力隊として2019年1月から2021年1月まで観光隊員としてタイ国に派遣され、その後、新潟県胎内市で地域おこし協力隊としてお務めの経験をお持ちです。
本日の式において、木島さんからムーアさんに文字通り「襷とバトン」をお渡しいただきました。
新長野デスクとして、今後とも当協会となお一層の連携をお願いしつつ、今後益々のご活躍をご祈念申し上げます。
マキナリー理事長から贐の贈呈
春原副理事長から花束の贈呈
長野デスクのバトンが手渡されました!