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バイリンガル日本語指導者育成講座の第3回目を開催しました。


バイリンガル日本語指導者育成講座の第3回目講座が昨日、岡谷市イルフプラザ3階カルチャーセンター生涯学習館で行われました。講師は、グローバル人財サポート浜松代表の堀永乃先生です。

先生が受講者の皆様に伝えたかった大事なことは、皆様は長野県、地域にとって大事な財産(宝物)です、皆様が行う日本語教室は、バイリンガル日本語指導者だからこそできることがたくさんありますよ、自信をもって計画して教室を行ってくださいということだと思います。
皆様の周囲におられる後輩や来日して間もない外国籍の方々に、自分が今まで経験した困ったことや苦しんだことなどを母国語で教えてください。どういう方法でそれを解決したか、日本社会のルールのどこが分からなかったのかなど、皆様が行った日本語教室に参加して覚えた言葉や理解した日本文化などを使って、参加者自身がもっと自分の活動範囲を広げることができるような講座を目指してください。

昨日は、グループごとに、自分が今までこんなことで恥ずかしい思いをしました、こんなことで苦しみました、こんなことで大変困りましたなど、いろいろなことを話し合いましたね。
野菜のほうれん草を伝えるために、ポパイの主題歌を一生懸命歌ったこと、本家のルールが分からず大変苦しんだこと、「わざと」と「わざわざ」の使い方を間違えて大変こまったこと、畳の上でのお客様とのあいさつの方法で叱られてしまったことなど、全員爆笑もしましたが、今まで本当によく頑張ったねという思いが強く感じられました。
講座の最後は、自分たちの日本語教室はこんな姿で行いたいという考えを、グループごとに模造紙に書き込みました。これからは、この内容を具体的な形にできるよう、講座でさまざまな知識を吸収してください。受講者の皆様の強い意欲がたくさん見えた講座となりました。

次回は、7月9日(土)です。是非参加してください。お待ちしています。

   講座の写真は、FBにアップしています。ご覧ください。