R5外国人のための防災訓練・講座の開催をしました
- 2023/09/28
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令和5年10月22日(日)、中野市コミュニティセンターで長野県、中野市、(公財)長野県国際化協会の主催による「災害多言語支援センター設置・運営訓練・外国人向け防災講座」が開催されました。
1. 9:30~ 開会、挨拶
2. 9:35~ 導入講義
→NPO法人多文化共生マネージャー全国協議会 土井代表理事から「災害多言語支援センターの機能と
役割」と題して講義いただき、災害時に外国籍の方が直面する困難(日本語が分からない、情報が得
られないなどの要支援者、言葉や文化、習慣、宗教上などの配慮が必要な要配慮者)について、
東日本大震災や熊本地震などの事例を元に説明いただきました。
3.10:00~ 災害多言語支援センター設置運営訓練
→①中野市の現地災害対策本部、②中野市の多言語支援センター、③遠隔地にある多言語支援セン
ター(長野市もんぜんぷら座にある相談センター) の3か所で、逐次発信される災害情報をZOOM
やオンライン上でリアルタイムに情報を共有する掲示板(スプレットシート)に掲示=生の災害情
報→やさしい日本語、中国語、インドネシア語、ポルトガル語に翻訳しました。
4.11:00~ 避難所巡回
→避難所に避難された外国籍の方の支援で、ZOOMや翻訳機を使いコミュニケーションを図りながら
「個人カルテ」に困り事を把握し、情報共有する仕組み作りを学びました。
5.11:50~ 振り返り
→訓練を通じての感想や課題などを確認しました。
→発信される情報も内容を詰め込み過ぎのきらいがありシンプルに伝えることの重要性や、国籍を問
わず避難所での聞き取りはプライバシーへの配慮を念頭に、立入やアプローチにも気遣いが必要と
指摘がありました。