日本語を母語としない親子のための進学ガイダンスinながの(上田会場)を開催しました
- 2024/07/23
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7月21日(日)13:00から16:30まで、上田市市民プラザ・ゆうで教育・進学ガイダンスが開催されました。
前半の上田市多文化共生推進協会が主催する教育ガイダンスでは、外国籍児童生徒による作文発表と小学校と中学校の概要説明がありました。
作文発表では、皆それぞれが友だちや近所の方々との交流、学校や部活動で頑張っていること(朝一番に登校、毎日漢字ノート3ページ、英検2級合格など)、将来なりたい自分の夢(アニメクリエイター、キャビンアテンダント、保育士、俳優など)、自分の言葉でしっかりと発表していました。
中にはSDGsの環境をテーマに参集者へクイズ形式による問いかけや、5月18日に初来日したベトナム籍の姉妹?でしょうか、まだ二月足らずにも関わらず自己紹介と将来の夢に向かって一生懸命勉強したいなど、自分の言葉=もちろん日本語でしっかりと発表していたのが印象的でした。
また日本の良い所(人が優しい、四季、祭り、都道府県毎の特色ある食べ物)の発表では、普段当たり前に暮らしている中で改めて日本の良さを気付かされた思いでした。
後段ANPI主催の進学ガイダンスでは、県高校教育課の水津先生、東信教育事務所の倉澤先生、上田高校の西村先生から説明をいただきました。
説明は、皆さん「やさしい日本語」で、そして言語毎にテーブルを分けて5言語(中国、スペイン語、ポルトガル語、タガログ語、英語)の通訳を交え理解を深めていただきました。
また高校生活の様子では、上田高校の生徒さんが自ら作ったスライドで日課、授業、部活、学園祭、修学旅行などを分かりやすく発表いただきました。
保護者の方も熱心に聴講され、内申点の基準と付け方、高校の専科など、活発な質疑があり良い理解を深めておられました。
進学ガイダンスは、この後8/25箕輪町、9/8飯田市の2会場で開催のほか、ガイダンステキストのデータは県教育委員会から各学校、地域日本語教室に配信してあります。
ご覧頂いた皆さん、ぜひ進学ガイダンスの情報発信にご協力をお願いします。