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「長野県就業促進・働き方改革戦略会議」 上田地域 会議

  • 2024/07/23

7月22日(月)13:30〜15:30の間、上田合同庁舎で開催の令和6年度「長野県就業促進・働き方改革戦略会議」に参加しました。
いま長野県が取組む「少子化・人口減少対策戦略方針案」策定に向けて、人口減少下でも持続可能な社会経済構造の転換に向けて①労働需要を減らす、②働ける人を増やす、③労働環境を改善するの3点に着目し、上田地域における若者の就業促進と外国人材誘致、地域との共生をテーマに事例紹介、情報共有が行われました。
まず若者の就業促進については、長和町のアントレプレナー起業家学習で産業発展の立案等による意識醸成、上田職業安定協会からは高校大学、行政や企業等と連携したJrインターンシップや大学生向け合同就活フェア、ジョブトークin大学などの取組み、上田地域で暮らし働きたい学生の参加傾向が増えていることや学力(読み:がくちか=学生の時に力をいれていたこと)を学生目線で発信するなどが発表されました。
外国人材の誘致共生では、長野ビジネス外語カレッジ様から専科261名、日本語科195名、合計456名の在籍就学状況、就職の多様性と上小地域への就職増の傾向や、外国籍人材の雇用では在留資格の把握などが重要との案内をいただきました。
信州ハム(株)様からは、技能実習制度施行当初から外国人材を受け入れて現在25期生を数え、今では全従業員の2割弱に当たる95名が在籍(技能実習、特定技能、在住者、留学生)の状況や、県元気づくり支援金による「上田グローバル共生社会づくり研究会」を立上げ、地元自治会、多様な地元企業と連携を図りながら日本の歴史・文化意識の醸成に努めていることと、やさしい日本語の普及や日本語教育にも注力しているなどの発表がありました。
「ひと、モノ」からコトづくりによる産官学連携、価値共有、情報発信などで、人口減少下にあっても活力ある地域社会に向けた様々な取組みに、大いなる刺激をいただいた有意義な会議でした。